大阪吹田-江坂駅の鍼灸院/腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・肩こり・頭痛・五十肩・胃下垂・難聴・耳鳴り

鍼灸って?

 身体が不調を訴えた時にあなたはどうしますか?
病院?整骨院?整体?マッサージ?
みなさんの選択肢に鍼灸というのは、まず出てきません。
実際に鍼灸が何に効果があるのかを知らない人も多いですよね。肩こりに効くの?ぎっくり腰に効くの?鍼灸はたくさんの疾患に効果があるのですが、知られていないのが現状です。1997年に世界保健機構(WHO)が発表した鍼灸適応疾患や、1998年発表の米国国立衛生研究所(NIH)の声明でも、鍼灸の有効性が報告されていますので、ご覧ください。

BABA鍼灸北京堂大阪

 鍼灸と聞いて思い描くのは、怖い、痛い、熱い、といったマイナスのイメージが大部分のようです。では実際どうなのか。ほとんどが皆さんが想像する最大の恐い、痛い、熱いをイメージされている思います。
しかし、鍼の痛いというのは、切るような、刺すような痛みではありません。北京堂の鍼は、指圧で、効いているポイントを押されたような、ズシーンと感じるものです。
 これは、得気といわれるもので、これを感じると、鍼が効いている証拠とされています。なかなか文章にして表現しにくいのですが、このなんとも言えない響き(得気)を感じていただきたいと思います。
 
 さて仮にですが、恐い、痛い、熱かったとしましょう。中国では2000年前の前漢の時代から、金属の鍼を使った治療が行われ、日本には遣唐使の時代に入ってきています。そんな古くからある治療が、痛い、怖い、熱いだけであれば、当然廃れていきます。しかし、現実に町のあちこちに鍼灸院があり、みなさんの健康のお役に立っているのです。強いては、鍼灸師は国家資格です。国が定めた課程を修了し、国家試験に合格しなければ鍼灸師になれません。鍼灸治療をするにあたり、そういったことも考慮していただきたいと思います。
 
 北京堂鍼灸は、慢性的な痛みやコリに代表される、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、ぎっくり腰、五十肩、寝違い、膝痛などの運動器疾患を得意としています。それは、北京堂の治療における主なターゲット器官が「筋肉」のためです。病院でレントゲン検査やMRI検査をしても異常がなく、とくに治療することなく帰された経験のある方がたくさんいらっしゃると思います。そういう場合、筋肉が原因で痛みを発していることが多いのです。北京堂では、筋肉の緊張を解き、痛みを改善していきます。
鍼灸施術

 ストレス社会の現代、不安定なライフサイクルのために、自律神経に負担がかかっています。ほんの何十年前にはなかったような、身体の不調を訴える現代人が増えています。身体が疲れやすかったり、原因のわからない痛みに悩まされたりです。北京堂の鍼灸は、自律神経にもアプローチし、本来あるべき身体の機能を取り戻します。
 
LinkIcon 北京堂の理念へ
 
 

1997年に発表された、WHOの鍼灸適応疾患
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

鍼治療の使用、効果の信頼できる評価を、アメリカ国民、医療従事者に明らかにすることを目的に発表されたものです。臨床研究時のデザインやサンプルの不備のため明確な結果が得られていないこと。とはいえ、成人の術後や薬物療法時の吐き気、嘔吐、および歯科の術後痛に鍼が有効であるという有望な結果が得られている。また、薬物中毒、脳卒中のリハビリ、頭痛、月経痛、テニス肘、線維性筋痛、筋筋膜性疼痛、変形性関節炎、腰痛、手根管症候群、喘息などに対しては、補助的ないしは代替的治療法として有用であるということが述べられている。

刺鍼した後に感じる生体の反応のことを得気(鍼感)という。古代中国の『標幽賦』では、「軽く滑って緩ければ未だ来たらず。沈んで渋り、きつければすでに至っている。」「気が至ると、魚が釣針を飲みこんだように浮沈みする。気が至らねば、誰もいない建物を深く進んで行く如し」とある。つまり「気が至る=得気がある」で、「気が至れば有効」と言われています。患者は、だるい(酸)、しびれる(麻)、腫れぼったい(脹)、重い(重)などの感覚があり、その感覚があると、治療効果もよいとされ、北京堂ではこの感覚を重視します。

心臓や血管、皮膚の立毛筋や汗腺、内臓器官の腺や平滑筋などの活動を、自分の意志に関係なく調整する神経を自律神経といいます。自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれています。ほとんど全ての内臓器官は、二つの自律神経の支配を受けています。わかりやすく説明すると、交感神経が働いている時は、人間が活動的な時です。仕事や運動をしている時、緊張している時などで、心臓の動きが高まり、内臓の働きは抑制されます。副交感神経が働いている時は、寝ている時やリラックスしている時で、心臓の動きは抑えられ、内臓の働きが活発になります。この二つの自律神経のバランスが崩れると、その働きに微妙な影響を与えます。