大阪吹田-江坂駅の鍼灸院/腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・肩こり・頭痛・五十肩・胃下垂・難聴・耳鳴り

足の痛み

 

症例3

女性 40代 兵庫県 会社員 2018年3月受診
 
クラシックバレエを週3~4回やっていて、深い屈伸時、深いプリエをしたときに、左膝内側に痛みが出る。
 

主訴

左膝内側部痛

その他症状

腰部痛、股関節痛。

既往歴

特になし。

所見

長座で床に膝をつけると痛み増
マックマレーテスト陽性 テサリーテスト陽性
歩行時に膝がギシギシと鳴る。
 

ツボ、筋肉

鵞足部、縫工筋、薄筋、半腱様筋、大内転筋、膝窩筋など。
 

考察

バレエの発表前で練習過多になっている。指導が厳しく、関節の硬さがあっても無理に姿勢を作ったり、型をやらされるため、関節に無理な負担がかかっている。

膝がゴリゴリと音が鳴るので、膝軟骨の問題が考えられるが、内転筋部の緊張も強くあるため、それらを緩めるべく刺鍼。

刺鍼後は痛みが軽減し、深い屈曲ができるようになる。発表会後練習量を少なくするが、浅い膝の屈曲でも痛みがでるようになる。

整形外科でMRI検査をしたところ、左膝内側半月板の損傷がわかりました。

バレエというのは、関節の柔軟性が要求されます。柔軟性のある幼少期であれば多少の無理にも対応できる場合があります。しかし、体の固まった大人から始めた場合は無理にやると靭帯や軟骨に過度の負担がかかります。そういった軟部組織は一度痛めてしまうと回復しません。

聞いていると、厳しい指導をする指導者が多いようです。年齢が高いほどその傾向がみられます。自分でセーブする、指導者をかえるなどの対応が必要かと思います。しかし、それを自分でやるというのはかなり難しいです。

こちら側からも、そういったことを事前にアドバイスできれば言うことなかったのですが、なかなか難しいですね。

今はリハビリや体の使い方でセーブしながらバレエをやられています。
 
 


症例2

女性 50代 千葉市 大学教員 2016年10月初診

特に足を捻ったりしたわけではないが、足首に痛みが出る。前日に普段履かないヒール(8センチ)で4時間ほど立ちっぱなしだったのが原因かもしれないとのこと。月末にマラソンに出るので、それまでに何とかしてほしいとのこと。

主訴

足首、内くるぶしの前あたりに痛み。動きだすときに体重がかかると痛いときがある。(常時、痛みが出るわけでもなく、同じ動きをしても痛くないこともある。)足を内に捻ったり、外に捻ったりして体重をかけると痛くない。

その他症状

頸、肩のこり。

既往歴

特になし。

所見

整形外科にて、足関節レントゲン異常なし。靭帯、軟骨の異常はみられないとのこと。仰向けにて、足の全ての角度をみるも、痛みの再現はできない。力を加えて抵抗をみるも、痛みの再現は出きない。爪先立ち問題なし。前脛骨筋腱、腱鞘部に圧痛。腫れ、熱感はない。

ツボ、筋肉

前脛骨筋、長母指伸筋、内側腓腹筋

考察

捻挫したわけではないので、腫れや熱感はありません。徒手検査などで、痛みが再現できず、原因となる部位がはっきりとしませんでした。ヒールで長時間立って、翌日に痛みが出てきているので、それによるものとは考えられます。
さてその場合、長趾伸筋、長母指伸筋、前脛骨筋の疲労が考えられますが、圧痛部位から前脛骨筋の腱鞘炎ではないかと考えました。普段慣れない足の姿勢で、過度に足の腱鞘に負荷がかかったために、痛みがでたのではないでしょうか。

腱鞘にかかる負担を減らすべく、前脛骨筋、腓腹筋、長母指伸筋など、の緊張を取りました。それにプラスして、炎症部位に直接中国鍼を刺鍼して炎症をとりました。

施術後、歩いてもらったり、色々な動きをしてもらうも痛みはなくなっていたので、無理な動きや運動は控えるようにしてもらいました。

症例1

女性 40代 横浜市 会社員 2010年6月初診

主訴

足の裏の痛みとしびれ。歩行時に足を着いて体重がかかった時に痛みが強くなる。2,3,4足趾を触わると、感覚が鈍く感じる。

その他症状

頸、肩のこり。腰部痛、臀部のだるさ、坐骨神経痛。

既往歴

2,3年前にぎっくり腰。

所見

腰部レントゲン異常なし。腰部動作痛なし。外反母趾も見られない。

ツボ、筋肉

頸部夾脊穴、胸部夾脊穴、腰部夾脊穴、胃兪、三焦兪、腎兪、大腸兪、秩辺、承山、承筋。

頸板状筋、頭板状筋、棘筋、多裂筋、大腰筋、中小殿筋、梨状筋、腓腹筋、ヒラメ筋、足底部筋肉。

考察

当初は、ぎっくり腰や坐骨神経痛の影響で、足底に痛みやしびれがでていると考えていた。しかし、治療を重ねても、一時的な症状の緩和になる程度で、根本的な解決がみれらなかったため、セカンドオピニオンとして整形外科を受診。

扁平足の診断を受ける。土踏まずのアーチが崩れているため、症状が出ているとのこと。見た目のアーチはあっても崩れていることがあるとのことで、勉強になった症例である。

以後、足底部の筋肉への刺鍼を加えると、症状が緩和していき、さらに整形外科で足底坂を作成して、足底部の負担を軽減させたところ、痛みやしびれはほとんど感じなくなった。


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