大阪吹田-江坂駅の鍼灸院/腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・肩こり・頭痛・五十肩・胃下垂・難聴・耳鳴り

腕・手の痛み、しびれ

 
 整形外科で各種検査(レントゲン、MRI、徒手検査)をするも、原因不明といわれるが、腕や手に痛みやしびれ、重だるさなどの症状がある。
 
頸部の神経根症や頸部や腋の緊張などからも症状が出るので、そういったものは鍼灸の適応です。


症例4

30代 男性 自営業 東大阪市 2017年5月受診


2日前に、自転車の乗っていて転倒しそうになり、右手をつく。その後から右手首、手のひら側の小指側に痛みを感じる。

主訴

右手首尺側部痛。

その他症状

左腰部痛、下腿のはり、肩こり。

既往歴

右肩腱板損傷、右手首骨折後右手首TFFC(三角繊維軟骨複合体)損傷。

所見

手首
尺屈(+)
掌屈(+)
手を握る、握力低下
腫れ、熱感、内出血等なし

ツボ、筋肉

神門、少海、頸部夾脊、天柱、風池、完骨、胃兪、腎兪、大腸兪。尺側主根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、頭板状筋、頸板状筋、後頭下筋、大小円筋、肩甲下筋、大腰筋、腸骨筋、梨状筋。

治療

前腕屈筋の緊張をメインに刺鍼。
念のため、患部と前腕屈筋のつく肘の付着部位にも刺鍼し、即時緊張が緩和できるようにしておきました。
その他、頸部~背部~腰部は、仕事の疲れや歩きすぎなどがあり、疲労が溜まっているので、全身に施術。

考察

もともと、手首の骨折、TFFC損傷の既往があるのと、学生時代にハンドボールのキーパーをやっていたことから、前腕の緊張が強く、力が入りづらかったとのことです。
患部の負担を減らすことで、痛みが和らぐのではないかと考えました。ただそれだけでは、痛みの軽減が緩やかになることが予想されたので、患部の痛みに対しても、直接的に刺激を加えておきました。
直後の反応は少し軽減した程度でしたが、次回の施術でいらっしゃったときに、すぐに痛みが引いて問題ないとおっしゃっていました





症例3

50代 男性 整備士 (尼崎市) 2016年11月受診


常に首や肩が凝る。一か月前くらいから、頸部、肩甲間部あたりに痛みを感じるようになる。段々とひどくなり、腕や手にシビレが出るようになる。腰の痛みや坐骨神経痛は、手術後も変化がなく、足に慢性的な痛みとシビレ、熱感がある。

主訴

右上腕外側~前腕外側~小指・薬指にかけてのシビレと痛み。

その他症状

右腰部痛、大腿部前面~すね~足背部にしびれ・熱感ほてり感

既往歴

7~8年前に頚椎症性脊髄症の手術。6年前に、腰部椎間板ヘルニアの手術。

所見

頸部は、伸展、右後方に伸展すると、肩上部から腕にしびれがでる。(尺骨神経にそって)
また仰向けで寝るだけでも、薬指、小指にシビレがでる。

腰部
SLR(-)ブラガード(-)ケンプテスト(-)Kボンネットテスト(坐骨神経に反応はなかったが、股関節の内側に痛みが誘発された)
股関節、膝関節、足関節、筋力低下はみられない。臀部に力を入れると、大体後面に違和感が誘発される。足全体が、一枚何かに覆われているように感じる。触覚問題なし。

ツボ、筋肉

頸部夾脊、天柱、風池、完骨、胃兪、腎兪、大腸兪、秩辺。前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、頭板状筋、頸板状筋、後頭下筋、大小円筋、肩甲下筋、大腰筋、腸骨筋、梨状筋。

治療

1回目の治療、頸の緊張の緩和に重点をおいて治療。腰部は、腰の後ろ側だけでなく、前側から腸骨筋の刺鍼も試してみる。施術後仰向けに寝た際のしびれはなくなる。
2回目の治療、1回目の治療の後、頸の痛み、腕のシビレは2割程度軽減。下肢の熱感は変化なし。
3回目の治療、2回目の治療後指のシビレは出なくなる。頸部を伸展したときの痛みは残っている。股関節を内側に入れる動作での痛みはなくなる。足の熱感シビレは変化なし。首の痛みの発端が肩甲間部だったので、側臥位で肩甲下筋の刺鍼を行う。刺鍼時に普段感じている、指へのシビレが誘発される。
4回目の治療、3回目の治療後、頸部の痛み、腕・指先のしびれはなくなる。足の症状に変化がみられなっかたったので、大腰筋と梨状筋刺鍼時に、指先に反応がでるように刺鍼し、パルスを15分通電。足に刺激が放散する。神経パルスを行う。
5回目の治療、前回の治療後下肢の熱感が緩和される。

治療の継続中であるが、手術後から苦しんでいる足の症状に変化の兆しがみられている。全快は難しくても、少しでも気にならない程度になればと思っています。

(追記)
その後、筋トレをした際に、頸に違和感を感じる。それ以降、常に肩甲間部に鈍痛を感じ、頸部を伸展した際の右手4指、5指のシビレが再発。

頸部の治療をするも、症状の改善が見られず、頸部の伸展をしなくても右上肢のしびれと痛みを常に感じるようになる。

右手握力の低下、指の運動が困難になる。箸をもてない。腕を上に挙げておくのがつらい。

上腕二頭筋腱反射、腕橈骨筋反射、上腕三頭筋反射、若干の低下がみられる。

数回の治療をするも、大きな変化がみられなかったので、治療の継続を中止する。

考察

整備士という職業柄、頸部と腰部にかかる負担は大きく、頸部・腰部ともに手術をするくらいになっています。頸部症状は典型的な神経根症ですが、頚椎症の既往があるため、どこまで症状に変化がみられるか微妙なところでした。手術をした場所の上や下の頸椎の変形が出ている可能性も高く、これからも症状の推移に注意が必要です。

腰部は、手術後に変化がみられなかったり、逆に悪化したりとつらい思いをされていました。その間も、鍼だけでなく整体、ブロック注射、ペインクリニック、マッサージ、カイロプラクティックなど、様々な治療を受けられたそうです。

そういった経緯もから、今までと同じアプローチでは変化はみられないだろうと思い、パルスや腸骨筋への刺鍼などを早めに行いました。

どの治療も絶対というものはありません。手術をしても変化がみられない場合もありますし、鍼灸をしても変化がみられない場合もあります。いろいろな選択肢があり、どれが自分に合っているかというのは、なかなか判断が難しいと思います。100%治るとか、安易な言葉に振り回されず、症状に対して真摯に対応してくれる施術者と出会えるかが重要になります。
治療の途中ですが、同じように悩んでいる人に少しでもお役に立てれたらと思い、掲載させていただきました。




症例2

40代 女性 デスクワーク 2014年2月受診

主訴

左手親指、人差し指のしびれ、左肩の痛み、右後頸部の痛み(寝違いのような痛みが一年半前からある)

その他症状

特になし。

既往歴

右下肢坐骨神経痛。

所見

当院に来院前、脳神経外科、整形外科にて、各種検査をするも特に異常なしといわれ、痛み止めの薬を服用するも、特に変化なし。

ジャクソンテスト(-)スパーリングテスト(-)ライトテスト(+)アドソンテスト(+)
指、腕、肩の筋抵抗異常なし。


左斜め後方に頸を伸展すると痛み増。

左肩、水平伸展位での内旋で痛み増。

ツボ、筋肉

頸部夾脊、天柱、風池、完骨、雲門、胃兪、腎兪、大腸兪。前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、頭板状筋、頸板状筋、後頭下筋、大小円筋、小胸筋、肩甲下筋。

治療

1回目の治療では、頸や肩の緊張の緩和に重点をおいて治療。コリ感が少し楽になった程度で大きな変化は見られない。
2回目の治療、1回目の治療の後、左上肢を机の上に置いておかないと怠く感じる。(筋緊張が緩みきっていない反応と思われる)
3回目の治療、2回目の治療後5~6日は頸の痛みが消失する。手足のしびれに変化は見られない。
4回目の治療、3回目の治療後、左手親指のしびれは消失、人差し指のしびれは変化なし。
6回目の治療後、指のしびれは完全に消失、頸肩のこりも軽減。頸部後ろの伸展時の痛みは消失する。

仕事や家庭の忙しさもあり、コンスタントに治療には来れないが、1ヶ月~2か月に1回くらいのペースで、頸部や肩のこりの緩和や、足の裏のしびれの治療に通院している。

考察

デスクワークの仕事が、休みもないくらい忙しく、常に頸に負担がかかっているので、頸や肩の緊張が強く出ている。そのため、指や腕、肩に行く神経や血管を圧迫して、痛みやしびれなどの症状が出ていると考えられる。

また、左側を下にして寝ているので、指、腕、肩の症状は、頸や肩の緊張からだけでなく、腋の下の圧迫による影響も考えられる。実際、五か月前に、左腕の力が抜ける、血の気が引く、冷や汗というような症状が出ている。

横向きの同じ姿勢で寝ている人は、手のしびれや痛み、寝違い、五十肩なんかになりやすくなるので注意が必要である。

足裏のしびれの変化がなかなか見られない。頸、腰のMRIは異常なし。足根管症候群などの足の問題も異常はみられない。

腰や臀部、下腿の治療をやっているが、満足のいく効果は得られていない。


症例1 


50代 女性 デスクワーク 2014年10月受診

1か月前くらいに、左腕全体が重たくなる。整体にて施術後、腕の重たさは消失するが、肘付近の上腕骨外側上顆付近~前腕伸筋部あたりの痛みだけが残る。

主訴

左肘、左前腕伸筋部の鈍痛

その他症状

頸、肩のこり。

既往歴

左膝前十字靭帯断裂。

所見

整形外科にて各種検査をするが、器質的な問題なしと言われ、ストレートネックが原因ではないかと言われる。
ジャクソンテスト(-)スパーリングテスト(-)
頸部を限界まで伸展すると、前腕の症状がある部位に響く。
前腕の抵抗運動や、肘の運動をしても痛みは増強されない。何もしていないときの方がジ~ンと痛む。

※ストレートネックは、こちらにリンク貼っておきます。

ツボ、筋肉

頸部夾脊、天柱、風池、完骨、肩髎、臑兪。中斜角筋、後斜角筋、頭板状筋、頸板状筋、後頭下筋、大小円筋、肩甲下筋。

治療

頸部、腋窩部を中心に治療。
鍼治療が初めてということで、寸六3番の細い鍼を使用。治療による響きで逆に緊張しないように、注意して刺鍼する。

考察

ストレートネックは字のごとく、頸の骨がまっすぐになっているのであるが、頸部の関節に負担がかかりやすく、ヘルニアや頚椎症、椎間板症などになりやすい。
普段の姿勢や目線のやり方、寝る姿勢などを人一倍気を付けないと、常に頸や肩が凝った状態が続きます。これ以上悪化しないようにセルフケアが重要です。
治療直後、肘や腕の痛みは消失している。今後デスクワークで負担がかかった時に、症状がでないようであれば、治療は終了です。



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