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腰椎椎間板ヘルニア

鍼灸は適応?

腰椎椎間板ヘルニアは、腰部脊柱管狭窄症同様、鍼灸の適応ではない。ただそれは、実際に出ている痛みがヘルニア由来、狭窄由来のものであって、中にはヘルニアや狭窄症と診断を受けても、それら由来の痛みでないことがあるのも事実です。
 
そういった場合、ヘルニアがあっても鍼灸で痛みや症状が取れて、手術をせずに日常を過ごせるようになります。手術する前に、当院のインナーマッスル刺鍼をお試しいただき、そのうえでの手術の選択をされてもいいのではないでしょうか?

西洋VS東洋?いえいえ、西洋+東洋が◎

病院では、レントゲン検査をして湿布を出されて終わりです。といって半ばあきらめて鍼灸院にたどり着く方もいます。ここで、一つ言っておきたいのは、病院での診察を侮ってはいけないということです。鍼灸師のスキルに差があるように、医師であっても同じように差があります。それはどこの世界でも同じです。
 
もし、それで実際に湿布だけであったら、是非うちで鍼灸を受けていただければと思います。
自分の体です。大事にしましょう。何事も早期発見、早期治療です。
 
信頼のおける病院、医師にしっかりと診ていただいた上での鍼灸の併用をおススメいたします。中には腫瘍、血管の問題、脳や首からの問題、糖尿病などの内科的なものの影響がある場合があります。そういったものをしっかりと除外した上での鍼灸併用が患者様にとっても安心だと思います。

 
鍼灸の腕は大丈夫?

こういうことを言うと、自信がないの?とか、技術が足りないんじゃないの?と思われるかもしれません。それは、逆なんです。そういった恐さを知っているからなんです。日々臨床を重ねていると、おや??っという症例に出くわすことがあります。問診や徒手検査の段階で何か違うぞ。典型的な症状を呈していなかったり、直感的になんかやばいなというものにでくわすわけです。緊急を要する場合は、すぐに医療機関にいっていただきますが、そうでない場合も必ず医療機関を受診するようにおすすめいたします。それで、何もなければいいんです。こちらの思い過ごしでいいのでね。

今のスタンダード

さて、今の医療機関の方針として、積極的に手術をすることはありません。よっぽど日常生活に支障をきたしたり、寝ても覚めても痛みが続くというような状態以外は、まずは保存療法といって、痛みをコントロールして、いい状態を保ちながら、経過をみるようになっています。手術をしても変化がなかったり、悪化する場合があるので、そういったリスクよりも、経過をみて痛みをコントロールしながら、ヘルニアが消失したり、引っ込むのを待つようになっています。
 
鍼灸はそういった、保存療法にぴったりです。薬で痛みをコントロールするだけでなく、鍼灸で緊張をとって椎間にかかる圧力や負担を軽減させ、いい状態を保てるようにすれば、症状がなくなるのも早くなります。

症例6

男性 20代 吹田市 会社員 2019年7月初診
 
2、3か月前から、左大腿部後面から下腿部にかけて痛みが出るようになる。長時間の坐位や坐位からの動き出し、起床時の動き出しが痛みでつらい。
 
整形外科のMRI検査で、腰部椎間板ヘルニアと診断される。

主訴

左大腿部後面~下腿部の痛み

その他症状

首のこり

既往歴

特になし。

所見

・腰部 前屈で痛み増
・ケンプテスト左(陰性)右(陰性) 
・SLR(陰性)
膝蓋腱反射・アキレス腱反射(正常)、後脛骨筋反射(正常)
 
長時間の座位がしんどい。
歩行問題なし

ツボ、筋肉

大腰筋、外旋六筋

治療

1回目 大腰筋、外旋六筋ともに、緊張が強い。骨盤が後傾していて腰に負担のかかる姿勢です。
2回目 症状の変化はみられないとのこと。変わらず坐位がつらい。また、立ったり座ったりの度に患部に響く。
3回目 引き続き大腰筋、外旋六筋の刺鍼を行う。前回の後は楽だったが、長時間の運転で悪化する。
4回目 大腰筋、外旋六筋、ハムストリングス、下腿部と刺鍼。
 
 

考察

・ヘルニアがあってその症状により、筋肉が硬くなる場合。
・筋肉が硬くて、ヘルニア部位を刺激し症状が強くなる場合。
 
この二つでは大きく違います。前者の場合、鍼灸でも変化が出にくいのが現状です。4回の施術をしましたが、大きな変化はありませんでした。

痛みがあるから硬くなるのと、硬くなるから痛みがでるのでは違います。硬さを取り除いても痛みがあれば、変化はありません。
 
この方は、学生時代に器械体操をやってらっしゃたので、かなりの負担が腰部にかかっていたと考えられます。また、デスクワークの際に、背もたれを利用することなく座っていることが多いとおっしゃっていたので、それが腰背部の緊張が増していた要因にもなります。

症状に変化がみられなかたった症例の一つになります。

症例5

男性 40代 吹田市 会社員 2017年1月初診

去年の11月ごろから、右脛のあたりに違和感(ピリピリ)を感じる。少しづつひどくなり、足先(1、2趾あたり)にしびれと足首を反らす動き(足背動作)がしづらくなる。右腰、右臀部の痛みも強くなり来院。

整形外科を受診し、MRI検査にて腰椎椎間板ヘルニアがあるといわれるが、ヘルニアの出ている部位が左側なので、今回の症状とは関係ないと言われる。

主訴

右脛しびれ。右腰部痛、右臀部痛

その他症状

特になし。

既往歴

20年前に、腰椎椎間板ヘルニアで左側に症状が出て手術をする。

所見

・腰部 前屈・回旋問題なし。伸展で右足背にひびく。
・SLRテスト左(陰性)右(陽性) ケンプテスト左(陰性)右(陽性) 
膝蓋腱反射・アキレス腱反射(正常)、後脛骨筋反射(消失)

右足つま先立ち 力が入らない
Kボンネットテスト 問題なし
仙腸関節付近の圧痛はなし。
梨状筋の圧痛あり
長時間の座位がしんどい。

ツボ、筋肉

腎兪、三焦兪、大腸兪、秩辺。大腰筋、梨状筋。

治療

鍼治療が初めてということで、患者さんに負担の出ない範囲で、最小限の本数で施術。
鍼の独特の響き、痛みに驚いてらっしゃいました。
2回目、前回の治療後の大きな変化は感じなかったとのこと。とはいうものの、足関節、足の指が動かしやすくなっているとのこと。
八髎穴(仙骨孔)多裂筋の刺鍼を追加し、パルスでの神経刺激も追加する。
3回目、腰部、臀部の痛みが軽減。足の症状は変化なし。臀部の症状がとくにつらいとおっしゃっていたので、梨状筋に打つ鍼の位置を坐骨神経出口だけでなく、まんべんなく刺鍼し、鍼の響きを強く出す。
4回目、腰、臀部の痛みは半分以下になり、今まで服用していた痛み止めを飲まなくてもよくなる。
5回目、足の違和感は若干残るものの、腰臀部の痛みはなくなり、長時間の座位も問題なくなる。治療はこれで終了し、経過をみてもらう。

考察

左にヘルニアがあって、右にヘルニアは出ていないのに、右にヘルニア様の症状があります。こういった点からも、最近では、ヘルニア=腰の痛みやその他の症状の原因ではない。ということは、一般的になってきています。
もちろん強烈な痛みが出る場合もありますが、そうでない場合も多いので、鍼灸で変化がでることも多くあります。

ヘルニアは、手術をしても変化が出ない場合があり、そういったときに、病院側の対応が不誠実だったりして、医療不信になる方も多くみられます。そうなった場合、鍼灸や民間療法に頼りきってしまう傾向も強く、手術が必要な場合や、医療機関での受診が必要な場合でも、受診が遅れて症状が悪化したり、治りが遅くなる場合もあります。

さらに、そのような場合に受診しても、対応が悪かったり、冷たいことを言われたりして、「そらみたことか」ということにもなります。話し方、態度、症状を正確に伝えないなどの問題があったり、お互いのボタンの掛け違いのようなことになります。

お互い人間です。痛みもある、ツライ、待たされる、そんな態度?そんな言い方?にならず、あぁ先生も毎日200人くらい患者が来て、大変なんやろな、休憩の合間に手術があるし、入院患者の回診もあって、疲れてるんやろな。そんなことを考えれたら、伝え方や話し方も変わるかもしれません。

お互いにとって最善の方法に導けるようにしたいものです。




症例4

男性 30代 吹田市 会社員 2017年1月初診
3年前から腰痛があり、整形外科を受診。MRI検査にて、第4腰椎、第5腰椎の間の椎間板ヘルニアと診断を受ける。
長時間の座位が続いたり、疲れがたまってくると左大腿部外側、左脛になんともいえない違和感を感じる。
痛み止めの服用、湿布、整骨院通いも、一時的な痛みの軽減程度であった。
3,4日前から痛みがひどくなり来院。

主訴

左腰部痛

その他症状

肩こり、背部痛、胃もたれ

既往歴

特になし。

所見

・SLRテスト 増強テスト 問題なし
・ケンプテスト 問題なし
つま先立ち 問題なし
足の指の筋力テスト 問題なし
Kボンネットテスト 問題なし
仙腸関節付近の圧痛はなし。
膝蓋腱、アキレス腱反射正常。内側ハムストリングス反射、不明。
腰部
右側屈で左側ツッパリ感
伸展 制限あり、痛み増
前屈 問題なし

ツボ、筋肉

腰部夾脊穴、大腸兪、秩辺。最長筋、多裂筋、大腰筋、中小殿筋、梨状筋。

治療

うつ伏せで各筋肉に施術。
大腰筋の緊張が強く、鍼のひびき、重たい、ズーンとした感覚を患者さんが感じていました。
2回目、2,3日痛みなく、日常生活を送れるが、少しずつ腰の痛みがでてくる。脛、大腿部の違和感は感じない。
3回目、前屈した時に腰部にジーンとした痛みを感じる程度になる。大腰筋の緊張がみられるが、1回目の時と比べ、半分以下の柔らかさになっている。
足の症状、長時間の座位での痛みも感じないので、疲れたら来院というような形で通院していただいています。

考察

足の神経症状が少なく、もともと日常生活での不便がない程度の痛みなので、ヘルニア由来の痛みはほとんどのない状態ではないかと推測されます。
腰の深部、大腰筋や臀部の筋肉の緊張が強く、それらが原因で症状をだしていたと考えられます。長時間同じ姿勢が一番つらいということで、座位で緊張が強くなる、腰部、臀部周りを重点的に刺鍼しておきました。
学生時代に水泳をやっていたこと、親も腰痛を抱えていた、最近の運動不足、仕事の忙しさなど、腰に負担のかかる要因が重なったことで、強く痛みが出たのではないかと考えられます。
早め早めの鍼灸治療で日々の疲れや負担を溜めないようにすることは大切です。重症化するとヘルニア由来の痛みも誘発され、鍼灸で効果がみられなくなります。



症例3

女性 70代 寝屋川市 2017年1月初診

2,3年前に腰痛が出て腰椎椎間板ヘルニアの診断をうけるが、痛みはなくなりいい状態であった。しかし、2016年の2月に転倒して右膝を骨折。ギブス固定で3カ月程度生活。その後から、腰痛を感じ、徐々に症状がひどくなる。


11月くらいから右腰部に痛みが出て、右臀部、大腿部外側、すねから足背にかけて激痛が走り、動けないくらいの痛みになる。何もしていなくても疼く。息子さんに付き添われて来院。杖がないと歩けない。



痛み止めの服用、ブロック注射なども効果はないとのこと。手術を勧められるが、高齢であったり、手術しても変化がない、ひどくなるなどの例もあるので、手術をせずになんとかしたいとの思いで来院。

主訴

右腰部、右臀部~大腿部外側~前脛骨部~足背にかけての痛み。鼠径部(股関節前側)の痛み。

その他症状

高血圧、骨粗しょう症。

既往歴

腰部椎間板ヘルニア、右膝部骨折。

所見

整形外科のMRI検査で腰椎椎間板ヘルニアと診断。

・激痛のため、動作確認もままならない。
・歩行困難
・右足に荷重をかけられない
・直立位になってもらう
鎮痛傾斜徴候陽性
ヘルニアの出ている右側とは反対の、左側に体を傾けている。
・SLRテスト 0度~35度での痛み
・シカールテスト70度くらいで痛み。
つま先立ちができない
Kボンネット陰性
仙腸関節付近の圧痛はなし。
腸腰筋、大腿四頭筋など、痛みで抵抗どころではない。
痛みがひどかったので、これ以上の検査は苦痛でしかないので、その他検査、腱反射はやっていない。

ツボ、筋肉

腰部夾脊穴、大腸兪、秩辺。最長筋、多裂筋、大腰筋、腸腰筋、梨状筋。

治療

横向きで施術。痛みで長時間同じ姿勢がつらい。
大腰筋刺鍼するも、筋抵抗は少ない。梨状筋刺鍼し、坐骨神経に刺激が伝わるようにする。同じ姿勢がきついので、15分で抜鍼。

刺鍼直後は、鼠径部の痛みは軽減。その他の症状に変化はなし。

考察

腰椎椎間板ヘルニアは、鍼灸でもよくなる場合が多い症例でもあります。しかし、本来は適応ではありません。

適応である場合は、ヘルニア様の症状でもヘルニア由来の痛みや症状でない場合に限ります。

また、適応出ない場合も、症状が日常生活に支障がないレベルであれば、症状の安定、緩和目的、除圧目的での鍼灸は可能です。保存療法の一つとして、症状の安定をはかりヘルニアの消失や症状の消失を待ちます。

当院を腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症で受診された方には、3回の施術で何らかの変化が見られない場合、鍼灸での変化はみられない可能性が高いので、その他治療法を考えられたほうがいいとお伝えしています。

1回だけでは、効果のほどが出にくい場合があること、こちらの治療部位に誤りがある場合などが考えられるので、最低でも3回は必要と考えています。

変化のない状態で、回数を治療するのは、患者さんにとってマイナスになってしまいます。貴重な時間とお金の無駄になってしまうので、早くに最適な治療を見つけるほうが賢明です。今回の症例は、症状が悪化し、筋力の低下、歩行困難にまでなっていました。少しでもお役に立てればと思いましたが、残念ながら変化がみられなかったようです。

1回の治療しかしていませんが、来院前、来院後に息子さんから問い合わせがあり、症状の推移をきかせていただきました。変化はなく、日常生活にも支障をきたすレベルだったので、病院での精査を勧めさせていただきました。

こういった時に、自分の無力に心苦しくなりますが、鍼灸は万能ではありません。患者さんにとって何が最適かが重要です。

うちに来院する前にいった整体では、体の歪みがあるから、それを正せばよくなると言われたそうです。しかし、指摘している歪みは痛みを和らげるために体を傾けている状態です。それを正したら悪化する可能性も高くなります。

ネットでは様々な情報があふれ、治る、よくなるなど、甘い宣伝文句が並んでいます。一般の人たちでも専門的な情報や有意義な情報が手に入るのはいいのですが、沢山の情報がある分、適切な情報、治療法などを見分けるのが難しくなっているのが現状です。

治療する側は、適切な情報を患者さんにお伝えする責任があります。



症例2

男性 50代 吹田市 会社員 2016年12月初診

2015年の年末くらいから右腰部に鈍痛を感じるようになる。2016年の11月の旅行で、歩くと右臀部や右脛に痛みや違和感がでるようになる。

主訴

右腰部、右臀部痛。起床後すぐに痛みで右足を踏み込めない。長時間同姿勢からの動き出しで腰とお尻に痛みが出る。

その他症状

特になし。

既往歴

ぎっくり腰、左肩亜脱臼。

所見

整形外科のレントゲン検査で変形性腰椎症との診断。後日MRI検査にて腰椎椎間板ヘルニアとの診断。

前屈(-)歩行(-)右側屈(+)伸展(-)同姿勢からの動き出し(+)
SLR(-)ベヒテルーテスト(-)マイナー兆候(-)Kボンネットテスト(+)
膝蓋腱、ハムストリングス腱、アキレス腱反射異常なし

腰部の緊張だけでなく、臀部の緊張も強くでている。

ツボ、筋肉

腰部夾脊穴、大腸兪、秩辺。最長筋、多裂筋、大腰筋、梨状筋、中殿筋、小殿筋

治療

Kボンネットテストが陽性なので、梨状筋の緊張を取ることをメインに、腰痛に対する北京堂の基本刺鍼を行う。


2回目、1回目の施術で痛みが幾分か緩和する。大きな変化はみられない。
3回目、痛みは緩和しているが、長時間座位からの動き出しで出る、右脛のしびれが気になる。横向きで腸骨筋刺鍼を追加し、腰部、骨盤部全体の緊張緩和をはかる。
4回目、腰部や臀部の痛みはなくなるが、しびれは依然としてあり、痛みが取れたからか、余計気になる。大腰筋と梨状筋の電気パルスを追加して、足に反応を放散させる。

痛みはよくなっているが、しびれを強く感じているので、それら神経へのアプローチを追加しています。

考察

変形性腰椎症とあるので、年齢的にみてどの程度骨の変形があるのか気になるところですが、画像をみることができないのでなんとも言えません。
ただ、痛みが無くなり、しびれだけになっています。ということは、痛みをだしていた原因とシビレをだしていた原因が違うと考えられます。
引き続き筋肉にアプローチして椎間にかかる圧力を軽減します。また、電気パルスの刺激を坐骨神経に沿って送っているので、それがどの程度変化がでるのか、次回に期待します。

日常生活に支障のでない痛みや状態であれば、手術をせずに症状がよくなることは沢山あります。ご自身の症状と照らし合わせ、医師や治療者に相談しながら、どうするかを考えればいいと思います。

症例1

男性 30代 豊中市 美容師 2016年11月初診

1か月前に歩いていたら、腰がゴキッとなる。他の鍼灸整骨院で治療をして、ある程度よくなっていたが、3日前らいから足の痛みが強くなり、当院を受診。

主訴

右腰部から臀部、太もも裏、ふくらはぎ、足首外側まで痛む。歩くときに右足を前に出す動作の時に、激痛がはしる。

その他症状

肩こり、頭痛

既往歴

年に1回、ぎっくり腰になっていた。尿管結石

所見

整形外科でMRI検査を行うも、特に所見なく薬と湿布を処方。

前屈(+)歩行(+)
SLR(+)ベヒテルーテスト(+)マイナー兆候(+)Kボンネットテスト(+)
梨状筋部圧痛有 安静時痛有 寝位になると痛みはない。

ツボ、筋肉

腰部夾脊穴、大腸兪、秩辺、八髎穴。最長筋、多裂筋、大腰筋、梨状筋

治療

大腰筋と梨状筋の緊張を取るべく、北京堂の基本刺鍼を行う。治療後、足の痛みがなくなり、腰の痛みも大幅に軽減する。
しかし、夜までは痛みもなく調子よかったが、次第に臀部から足にかけての疼きが再発する。


2回目、翌日来院。下肢のツッパリ、痛みが強く、足を延ばすのがつらい。仙骨から臀部を通って太もも裏に痛みが放散するとの訴え。両側の腰部、右梨状筋、右中小殿筋、ハムストリングスを刺鍼。痛みは緩和するが前回ほどの効果はない。
3回目、整形外科を再受診し、MRI検査後腰部椎間板ヘルニアの診断を受ける。痛み止めの薬を効いている間は、痛みなくすごせる。前回と同様に刺鍼。臀部の痛みは感じなくなる。Kボンネットテストも陰性になる。
4回目、日々調子は良くなっているが、痛み止めは手放せないので、通院中。
5回目、痛み止めがきれる朝方は、右腰部の痛みで目が覚める。右腰から右太もも裏面にかけての痛みとつっぱりがあるので、大腰筋と梨状筋をつなぐ電気パルスを追加。刺激を右下肢に放散させる。
6回目、前回の治療後2週間くらい、痛みがなく過ごせる。施術前日くらいからじわりじわりと痛みがでてくる。

考察

印象として、通常のぎっくり腰よりも下肢の症状が強く、坐骨神経根症状を呈するヘルニアの症状である。
当初は、腰部の神経根症状と梨状筋の緊張が併発していたように思います。1回目の治療で、大腰筋と梨状筋の緊張が取れて、椎間にかかる圧力が大幅に軽減したために、大幅に痛みが緩和したと思われます。

しかし、ヘルニア由来の痛みが残っているので、当日の夜以降の痛みになったと考えられます。痛み止めは手放せないとはいえ、日々の動作、足のつっぱり、臀部の痛みなどは日々緩和しているので、引き続き椎間板の圧力の軽減をはかります。


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